いまここ日誌

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日本ではあんまりだけど海外では普通な事業開発的Linkedin活用法

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日本だとすっかり流行らないLinkedin。一度日本を出るとみんな使ってます。しかも一般的な転職/キャリアアップ用のSNSというよりも、ビジネス用のコミュニケーションツールとして使われています。日本だと名刺交換した後にFacebookの申請が来たりしてそこでコミュニケーションが起きたりしますが、公私をしっかり分ける欧米諸国ではそこの部分がLinkedinで行われているようなイメージでしょうか。

90 Amazing LinkedIn Statistics & Facts (May 2014)

この記事によると米国ではユーザーが1億人、米国の就労人口が大体1.5億人なので2/3はアカウントを持ってる事になります。最新の全アカウント数は3億と言われており、米国外でのユーザーが過半数を越えています。しかも40%が毎日ログインするユーザーだそうです。しかしながら、毎日そんな多くの人が仕事を探しているわけもなく、他の活動で盛り上がってるわけですね。

そんなに盛り上がってるのに仕事に活用しない手はないということで、以下3つの機能について簡単な使い方の紹介です。アカウントを持ってなかったり放置している人はこれを機会に使ってみてください!超便利です。

1. 商談をしたい企業の担当者レベルまで特定してコンタクトできたり、されたりするプロフィール機能

ある会社にコンタクトしてみたいとするとまずはwebの問い合わせから送ってみたり電話するのが普通と思います。Linkedinを使うとこれが、「あの会社の、この製品担当の、営業の人」まで探せ個人宛にコンタクトできます。

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探し方は簡単で画面の上にある検索窓に意中の会社の名前を入れて、そこの会社のページがあればそこの所属メンバーから、またはプロファイルで引っかかった人をたどって行くと大体見つかります。あとは遠慮せずに自分の自己紹介とコンタクトしたい理由をメールしてみると経験則的にはe-mailよりも高い確率で返信があります。便利ですね。

もちろん誰かがあなたを探し当てる事もあるかもしれないので、プロフィールを日々しっかりアップデートして検索の網に引っかかるようにしとく事も大事です。ちなみにAmazon.comで探すとLinkedinのプロフィールの書き方についての本もあります。すごいですね。

Amazon.com: How to Write a KILLER LinkedIn Profile... And 18 Mistakes to Avoid: 2014 Edition eBook: Brenda Bernstein: Kindle Store

2. 業界の最新情報が集まるグループ機能

Linkedinの便利なところはこのグループ機能です。同じ業界やビジネスに属している人が様々なトピックでグループを作って活発に商談/情報交換が行われています。

私の所属している業界ですとAd eXchange ExpertsとかSSP - Supply Side PlatformとかRTB Asiaとか広いものからマニアックなものまで全部で210万グループあるそうです。

探し方はここのInterestsからgroupを選んで気になるワードを打ち込むだけ。

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 非公開グループもありますが基本的には公開なのでどんどん入ってみるのがよいと思います。

3. 自分の会社の宣伝も可能、気になる会社の情報もフォロー出来るビジネスアカウント機能

Linkedinにはビジネスアカウントがあり、会社としての情報を公開することもできます。力を入れている会社ではここでの広報活動を強化しているので最新情報はほぼ手に入ります。Twitterのようにビジネスアカウントをフォローでき、いったんフォローしたらあとは自分のタイムラインに反映されるので、簡単です。

探し方は先ほどと同じInterestsのところからCompaniesを選んで探せば出てきます。欧米系のIT関係ならほぼあるんじゃないでしょうか。ちなみにこのスクリーンショットは自分がフォローしているところですが、右上のFollowingのところをクリックすればフォロー完了です。

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自分の会社のアカウントも無料で作れるので会社をやってる方は是非そちらも!